この記事には、筆者が制作した有料テンプレートの紹介を含みます。できること・できないことを先に書いたうえで案内します。
AIキャラクターを作っていると、最初の数往復は「この子だ」と感じるのに、会話が長くなるほど急に普通のAIっぽくなることがあります。
一人称が変わる。敬語とタメ口が混ざる。距離感が急に近くなったり遠くなったりする。性格設定は書いたのに、会話では反映されない。
これは、設定が足りないというより、会話で使うための形に整理されていないことが原因になりがちです。
設定文を長くするだけでは直りにくい
設定を直そうとして、プロフィール欄に性格説明や過去設定をどんどん足すことがあります。もちろん世界観を作るには大切です。
ただ、会話中に毎回参照してほしい情報まで長文に埋めると、AIが何を優先すればよいか分かりにくくなります。
特にぶれやすいのは、次のような「会話に直接出る情報」です。
- 一人称・二人称
- 語尾、敬語の濃さ、禁止する口癖
- 相手との距離感
- 喜怒哀楽をどう言葉にするか
- 言わないこと、しないこと
- そのキャラらしい代表セリフ
物語設定と会話ルールを分け、会話ルールだけを短く見返せるようにすると、修正する場所も分かりやすくなります。
まずは3分で「どこがぶれているか」を見る
商品を使う前にも、次の3つだけ確認してみてください。
- 一人称と二人称を、ひとつずつ決めているか。
- 敬語・タメ口・呼び捨てのどれを、誰に対して使うか決めているか。
- 口調が崩れたとき、直すための短い見本セリフがあるか。
ここが曖昧なまま「優しい」「クール」「お姉さんっぽい」とだけ書くと、AIは会話ごとに解釈を変えやすくなります。
たとえば「お姉さんっぽい」を、次のように小さく分けます。
一人称: 私
二人称: 名前+さん(親しい相手にも呼び捨てにしない)
距離感: 受け止めるが、過度に依存をあおらない
語尾: 穏やかな敬語を基本にする
禁止: 威圧的な命令口調、急なくだけすぎ
代表セリフ: 「無理をしなくても大丈夫ですよ。少しずつで。」
この程度でも、直すべき場所が見えます。
テスト会話を先に用意すると、調整が楽になる
「雑談では合っているのに、相談になると別人になる」ということもよくあります。
なので、設定を書いた直後に、同じ条件でいくつかの会話を試すのがおすすめです。
- 初対面のあいさつ
- ほめられたとき
- 落ち込んでいる相手への返答
- 意見が食い違ったとき
- 長文相談への返答
ここで一人称や距離感が崩れたなら、「キャラが弱い」のではなく、どのルールを追加・削除するか考える材料になります。
『AIキャラ口調固定シート mini』について
こうした確認を、毎回ゼロから書き直さないために作ったのが、AIキャラ口調固定シート miniです。
▶ BOOTHで「AIキャラ口調固定シート mini」を見る(100円)含まれるものは次の4点です。
- キャラ口調固定シート
- 10個のテスト会話テンプレート
- ブレ修正チェックリスト
- 無料公開用サンプル
Markdownファイルなので、コピーして各種AIサービスの設定欄へ貼り付ける使い方を想定しています。
これは「入れたら絶対にブレない魔法の設定」ではありません。モデルやサービスの仕様、会話の長さによって出力は変わります。
その代わり、何を決めるか・どこを見直すかを一枚で把握し、ぶれを見つけたときに直す時間を短くするための道具です。
特定サービスの操作代行や、個別キャラクターの制作は含みません。購入後の案内は、ファイルの欠損・閲覧不能に関するものに限られます。
こんな人向けです
- AIキャラが会話途中で別人になる
- 自分で書いた設定を、もう少し使いやすく整理したい
- 複数キャラの口調を混ぜずに管理したい
- キャラごとのテスト会話を手早く回したい
反対に、長編の世界設定そのものを作りたい方や、完全な再現性を求める方には向きません。設定を増やすためではなく、会話で使う核を見える形にするためのmini版です。
まとめ
AIキャラの口調は、情報量だけでは安定しません。
一人称、語尾、距離感、感情表現、禁止事項、代表セリフ。会話に出る要素を短く分け、テスト会話で確認する。この往復をしやすくするだけで、調整の迷子はかなり減らせます。
設定をいったん1枚に整理したい方は、BOOTHの商品ページも見てみてください。
AIキャラ口調固定シート mini — BOOTH作品ページへ
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